高野山町石道

(記・道屋 悦司

平成6年3月20日

CL飯塚  SL脇本  安藤  堀口  中村  道屋  西村  梶本  石井  加藤  計10名

和歌山〜橋本〜九度山駅着9時15分。 まずは真田庵、 次は慈尊院を参拝。 甘酒の接待を受け、 いろいろ説明を聞いて九度山の地名の訳を知り、 納得する。 町石道とは、 いにしえの昔、 紀ノ川を渡り慈尊院から奥の院までの参詣道路であり、 まさしく信仰の道であった。

山上までの道すがら、 1町毎に町石卒塔婆180基が立ち並び、 町石表示が1つずつ減っていくのが楽しかった。 雨引山分岐・六本杉へ元気に歩く。 紀ノ川が春の日光にキラキラ光って美しい。 CQ飯塚さんがノビルを採っていた。 昼には料理してくれるらしい。

12時40分に静かに佇む丹生都比売神社に着。 全員で拝む。 食事はKRC名物のブタ汁と、 ノビルをよばれました。 神社のある天野村は家並みが美しく、 ごみ1つなく美しい山里でした。
この社は、 太鼓橋を渡り楼門を拝し、 奥に本殿が並ぶ物で、 楼門の手入れもよく、 高さといい門といいバランスのよい建物でした。 さて、 食事も終り2時に出発する。 二つ鳥居は町石道に接する山の上にあり、 なんでこんな所に立っているのか、 すこしミステリーな物ですね。

次は上古沢駅までの下りです。 石井さんが、 足のトラブルが少しありましたが無事でした。 下りの途中で、 白い花を脇本さんと写真に撮りました。 後で聞くと、 娘バカマとの事でしたが、 生石山のはピンクでした?上古沢駅には4時45分着。
和歌山へは6時20分着でした。 本日も無事に終わりました。

次回は10月ごろの予定で、 大門まで歩きますので、 皆様、 御参加ください。
一句 : 町石の数をたよりに山を行く 悦司