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Ｈ．９．８．15〜17
ＣＬ有北 脇本 田中英
8／14（金）
21：00 和歌山出発。出発時に少し雨が降り、嫌な予感がしたが杞憂に終わる。近畿道〜名神〜中央道。松本ＩＣまで高速。脇本→田中→有北の順で運転。
8／15（土）
４：30 上沢渡の駐車場に着く。仮眠。
５：30 上沢渡をバスで出発。
６：00 上高地に着く。朝食。
６：30 上高地を出発。
天候は快晴。池にはイワナがいた。Ｗ氏は道の傍らの花を写真にとり、他の2名は花の名前を何度聞いても覚えられず、無能ぶりをさらす。W氏は花の写真をとり、Ａ氏とTはおしゃべり。これは、この2日間ずっとであった。
花ーキンポウゲ、シオガマ、ツメクサ、キリンソウ、トリカブト、チングルマ、キキョウ、シナノキンバイ
８：50 徳沢キャンプ場に着く。ここで、水筒に水を入れる。
９：10 新村橋 休憩。Ｗ氏の意見で先は長いので、あせらず休憩を取っていくこととなった。
11：20 本谷橋で休憩。ここから登りなので、食べ物でエネルギーを補充。
11：30 本谷橋、出発。歩き始め、先頭のＡ氏のピッチが早く、少し疲れる。
13：30 涸沢小屋着。大休憩。
北穂小屋へ電話をかけようとしたが、電波の状態が悪くかからない。
14：25 涸沢小屋出発。北穂の南稜を上る。小屋ジグザグ状の登山道で、歩きにくい道ではないが、傾斜はきつい。小屋でビールを飲んでもバテナイＷ氏のスタミナには感服。Ａ氏はお疲れ気味。Ｔは自分のペースで歩くうちにあまりしんどさを感じずに歩ける。
16：40 奥穂と北穂の分岐を通過。分岐の手前にテント場があったが、小屋とずいぶん離れており、小屋泊まりは正解であった。
16：55 北穂小屋に着。全体にきれいな小屋である。
Ａ氏とＷ氏は旧棟。Ｔは新棟。あまり混んでなく、一人ひとつの布団であった。
夕食前、小屋の前の見晴らし台（？）よりの夕刻の景色が素晴しかった。月が輝き、北には槍ヶ岳が見え、眼下は雲海。雲が東から西へと強い風に押されていく様は巨大な墨絵のようで、しばし、声が出なかった。
19：00 夕食（豚の生姜焼きと人参のグラッセ、味噌汁、トマトとキャベツのサラダーおいしい。さすが、人気のある小屋第3位〈山渓より〉のことはある。）食欲のないＡ氏を尻目に、Ｗ氏とＴは御飯、味噌汁ともにお代わりをしさらに氏の豚の生姜焼きも食べる。（氏独白ーなんちゅう奴等だ。）
20：30 就寝 消灯（21時）になってからも、30分位延々と喋っている男が2名いたので、注意する。
8／16（日）
4：00 起床
5：10 朝食
6：05 北穂山頂出発
岩稜が続き、注意しながら歩く。地図では、実線になっているせいか、中高年のグループや中年夫婦によく出会う。身体がびびってしまい、あぶなっかしい人もいた。かなり後方で、ものすごい音とともに赤いものが3回転ぐらいして落ちていくのが見えた。そのあとすぐ、「動くな。」と言う大きな声がした。人が滑落したのだ。
8：15 涸沢山頂
先ほどの滑落した人を救助する人、2名とすれ違う。
8：30 奥穂小屋に到着。大休憩。ヘリコプターの発着を見る。
9：15 奥穂小屋出発。
9：50 奥穂山頂、着。女性のパトロール隊員2名と出会い、滑落した人のことを聞く。病院へヘリで送られ、打撲のみとのこと。よかった。
10：05 奥穂山頂、出発。
11：25 紀美子平に着。
11：30 Ｗ氏とＴのみ、前穂の山頂へ向かう。
11：50 前穂山頂、着。ガスが切れて眺望よし。
12：30 紀美子平、着。大休憩。お昼にする。ラーメンを食べようとしたが、水がかなり要るので、ミニヌードルを分けてもらう。
13：00 紀美子平、出発。
途中、鎖場、とても滑りやすい岩があった。多くの人々が通って、つるつるにしたという感じであった。
14：45 岳沢ヒュッテ、着。大休憩。
15：15 岳沢ヒュッテ、出発。
17：40 河童橋、着。小休憩。
18：00 上高地バスターミナル、着。
18：15 上高地バスターミナル、出発。
18：45 上沢渡の駐車場に着く。着替える。
19：00 上沢渡の駐車場、出発。
帰りは奈川木祖線ー国道19号ー中津川ＩＣから高速に乗る。
奈川木祖線はカーブの多い、峠越えの道で、周囲は真っ暗な森で、さらに対向車はほとんどないという気持ちの悪い道であった。
帰りは、有北ー脇本ー田中の順で運転する。
8／１5（月）1：15 和歌山、着。
感想 2日とも、晴天。眺望もよし。小屋の食事もおいしいし、荷物は軽い。小屋泊まりはからだが楽である。ただ、小屋に着く時間は気になったが。車で行ったので、帰りの時間をあまり気にしないですみ、休憩をゆっくりとり、のんびり歩くことができた。
費用 バス代2000円、小屋宿泊費8200円、その他（ガソリン代、高速代等）
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