台高・明神岳周辺

(記・渡瀬 修

H.9.10.26

CL脇本 SL山田 井本 白子 有北夫妻 飯塚 切畑 小山 永野 細尾 岡(山田さんの連れ) 渡瀬

10/25 14:30 先発隊和歌山発
    18:40 先発隊大又着
    21:00 後発隊和歌山発

10/26 0:00 後発隊大又着
    2:00 切畑さん大又着
    6:00 起床
    7:30 大又発
    8:30 古池辻
    9:40 小屋ノ尾頭
    10:30 薊岳
    11:50 明神岳
    12:10 笹ヶ峰(大休止)
    14:00 笹ヶ峰発
    14:30 明神平
    15:50 大又着
    22:00 和歌山着

 先発隊(井本、永野、小山、渡瀬)は昼過ぎに和歌山を出発し、鍋(湯豆腐)の材料を買い込んで大又に夕方到着した。大又には広い空き地があり先客(オートキャンパー)が既に焚き火をしていた。俺らも焚き火をしようかなどと言っていたが真っ暗で薪を見つけられないので、永野さんの巨大なテントの中で宴会をして早めに就寝した。

 0:00頃後発隊が到着したので永野さんと小山さんは迎えに出ていたが井本さんと俺はそのまま寝ていた。その後、脇本さんと小山さん、そして山田さんの連れの岡君は遅くまで飲んでいたそうだ。

 翌日は6:00に起床、林道終点に車を一台おいてきて登山口である笹野神社を出発した。登りはじめは植林帯の急登で結構しんどく、先頭をハイペースの飯塚さんから切畑さんに交代して登ることになる。小屋ノ尾頭以降の稜線は自然林になっていたが、既に落葉していたので残念だった。この頃から山田さんがカメラマンとなり忙しそうに走り回っていた。傑作が出来るのかそれとも駄作で終わるのか楽しみである。

 三ツ塚に到着したとき明神岳まで行くのか笹ヶ峰まで行くのか緊急会議を開きリーダー脇本さんの意見で笹ヶ峰まで行くことになった。笹ヶ峰まではブナ林が非常に美しく気持ちのいいところだった。

 昼食は笹ヶ峰から少し戻った風の当たらない斜面で取ることになった。今回の昼食は脇本さんの凝った趣向で豪華な土瓶蒸しである。脇本さんはちゃんと土瓶まで持って来ていたのだった。道具にこだわらない脇本さんと思っていたが酒を旨く飲むためなら凝りに凝ることがわかった。

 山で食う土瓶蒸しは「めっちゃ旨い」という感じであり、みんなはしゃいでいたが唯一人、山田さんの連れの岡君は寒いといってカッパを着込み、あまり昼食も食べずに転がっていた。ちょっと可哀想である。これにこりずに今後の山行にも参加してもらいたいものだ。

 約二時間の大休止を終え下山を始める。登りに比べ下山はそんなに時間がかからず楽だった。

 今回は天気があまり良くなく(今にも雪が降りそうだった)かなり寒かったが、脇本さんの趣向のおかげで楽しい山行となった。

 ちなみに、土瓶蒸しは脇本さんのおごりである。

 費用  1,000円/人(交通費)
     360円/人(先発隊の夕食代)
     土瓶蒸し代?円脇本さんのおごり