小 川 山

(フリークライミング)

(記・渡瀬 修

H.9.9.13〜14

CL辻 SL伊藤 白子 小山 渡瀬

9/12 22:00 和歌山発
9/13 5:00 廻り目平着
9/14 15:00 廻り目平発
9/15 1:00 和歌山着
※行き帰りとも名阪、中央道を利用

 当初の予定では先発隊(12日出発)と後発隊(13日出発)に分かれて小川山に行く予定だったが理由あって後発隊は不参加になってしまった。滞在日数も3日予定していたが天気が悪かったので2日で切り上げた。

 初日は天気が良かったので午前中は左岸スラブに、午後は父岩に行くことにする。まずは左岸スラブ。白子さんのリードでジャーマン・スープレックス(5.10b)にトップロープをセットしみんなで登る。スラブはどこに足を置いても滑りそうな気がするし、ハンドホールドはやたら細かいしで登り終わるまで緊張が解ける場所がなかった。しかも指先がやたら痛くなる。

 つぎにまた白子さんのリードでピンチ・ノーマル(5.10c)にトップロープをセットする。このルートは中間部のトラバースが核心で登れたのは白子さん1人だった。

 父岩では小川山物語(5.9)を白子さんを除く4人で登る。白子さんは岩壁の父(5.10b)をリードする。この頃から辻さんが昇り竜の勢いでスラブを登る白子さんを「スラバー白子」と呼ぶようになる。

 夕方から天気が悪くなりはじめたので、急いで食料の買い出しを済ませ夕食の焼き肉を食べる。しかし焼き肉用の炭がいっこうに勢いよく燃えてくれないので、フライパンで肉を焼いて食べるはめになる。結局、白子さんが買ってきたバーベキューセットはテーブル代わりになっていた。

 2日目はこの地の看板ルート小川山レイバックを白子さんのリードで登る。白子さんの意見で頂上まで抜け裏側から懸垂で降りることになったが、頂上は結構広く気持ちのいいところだった。このころから雨がぱらぱらと降り出してきた。午後は天場近くの「くじら岩」でボルダリングをして帰ることにする。

 反省点
    白子さん宅出発直前にタープを置いて来てしまったこと。
    天気が悪いときタープは必携や。
    ちなみに炭はナショナルの物は使わない方がええと思う。

 費 用
    10,000円/人(交通費、食料費、天場代含む)