（記・渡瀬　修）

燕岳〜大天井岳

Ｈ．10．８．13〜15

ＣＬ　渡瀬　　ＳＬ白子欽　　白子八　　切畑　　小山　　細尾

８/12　　
20：30　和歌山市発

８/13　　
４：30　中房温泉着
５：40　中房温泉発
６：10　第一ベンチ
７：10　第二ベンチ
８：30　合戦小屋
９：40　燕山荘
12：20　大天井ヒュッテ着
貧乏沢下降路偵察
14：00　大天井ヒュッテ発
15：00　大天荘着

８/14　　
６：00　起床
９：00　大天荘発　大天井往復
９：50　大天荘発
12：10　燕山荘着

８/15　　
４：00　起床
５：50　燕山荘発
７：40　中房温泉着

　出発前から天気は期待していなかったけど案の定、雨の合戦尾根となった。
　KRCに入会する前に台風の合戦尾根を登ったことがあり、その時はすごく苦しい思いをしたのだが、今回の山行では割と楽に登ることが出来た。
　この日は大天井ヒュッテに着いても雨はやまず、明日、明後日の天候も怪しいため相談の結果、北鎌尾根をあきらめることに決めた。今後のこともあるので、貧乏沢の下降路を白子（欽）さんと僕とで確認に行ってきたが下降点には赤布があり比較的わかりやすくなっていた。
　大天井ヒュッテからは強風の中飛ばされそうになりながら歩くことになった。大天井ヒュッテ上部の斜面では風がなかなか凄まじく、切畑さんと僕のザックカバーが飛ばされてしまった。天場についても風はおさまらず、テントの設営にも時間がかかってしまった。
　北鎌尾根をあきらめたので今後の山行の計画を練り直すことになり、（といっても選択肢はほとんどない。）結局往路を引き返して、北燕岳にでも行ってみようかということになった。

　８/14は燕山荘までなので朝ダラダラとしていたら、「ヘリが来るのでテントを撤収するように。」とか、「荷物を飛ばさないように。」とか、「ヘリに近づかないように。」とか小屋の従業員にさんざん怒られてしまった。まるでマナーの悪い山屋の見本だった。（少し反省。）
　この日は天気が良く燕山荘までの縦走を満喫出来た。昼には燕山荘に到着したので当然のように宴会が行われ、燕山荘周辺は夜遅くまで小山旋風に巻き込まれることになる。（メチャメチャ反省。）
　残念ながら、詳細の出来事はここに記すことは出来ません。

　最終日お世話になった小屋の人達、静岡の人達に（小山さんが）別れを告げ、燕山荘をあとにする。

　燕山荘のテラスの人たち（特に岩淵君）ご迷惑をお掛けしました。
　テント場のみなさん、夜遅くまですみませんでした。

装備
ロープ９mm×30m　　ゼルブスト×2個　　
エイト環×２個　　安全環付きカラビナ×２個