夏山ハプニング

(雑記)

(記・久馬章三郎

恥ずかしいハプニングがありました。
大阪駅の10番ホームで臨時のちくま81号の自由席に楽々着席、荷物を棚に載せて、さてビールでもと49分発のつもりでホームへすぐ前のキオスクの自販機で買ったが冷えてなく、ショーケースの中の物と代えて貰って振り向くと、あ、あ、あ、列車が無い、呆然、ビールを両手に立ち尽くす。そこに木村さんがやはりビールを両手に泣き顔で電車が無いとこちらに、行くか帰るか、でも行くしかない、すぐきた隣のホームに野洲行きのアーバンライナーに乗りあわよくば京都で追いつくとの淡い期待を持って京都へすぐ駅員に事情を話したところすぐ新大阪で新幹線に乗れば間に合っていたのにと言われた、もうこの時間では新幹線は無いと言われてがく! 明日1番のに乗れば乗り継ぎで穂高駅に10過ぎに着くと言われた、仕方が無いか、とそこに別の駅員が12時に出る「きたぐに」に乗り北陸回りで糸魚川から南小谷へそこで又乗りかえで穂高迄行くと8時50分頃着くからそれが1番と仰せのとうり駅で下に敷く新聞と飲み物を買い家にその旨電話をして乗る、木村さんが新聞紙を持ってホームに戻ってくる、私初めてごみ箱から新聞を拾ってきたと言って笑う、気持ちに余裕ができたようだ。定刻前に入ってきた列車の自由席は1両のためいっぱい、仕方なくデッキに新聞を広げ座る。暑く床が固くほとんど寝られず明け方席が空いたので座るとこんどはTシャツ1枚のため寒く新聞紙を被りうとうとする、車中2人励まし合いながらいろいろ推理をする、きっと待っていてくれると、途中の鈍行の遅い事。穂高駅で下りる前お祈りしましょうと神様、仏様、イエス様と駅に着くと全員タクシーに荷物を積んで待って居てくれました、タクシーの運転手にダサーと言われました。懺悔、懺悔の山行きでした。リーダー、KRCの皆さんすみませんでした。