H.11.7.30〜8.1(天候 晴れ)
CL大畑健 大畑潔
高谷池ヒュッテ・黒沢池ヒュッテとも大変きれいなところに建てられた小屋だった。特に高谷池ヒュッテは池のほとりにあり、5分も歩くと天狗池などのお花の宝庫にたどり着き、ビールを片手に散策なんか最高のパターンだろう。
黒沢池ヒュッテはミネラルウォーターを売っていたが、外に煮沸すればOKという雨水を貯めた水道があり、みんなそれを使っていた。(ただし朝は全然出てなかった。)
火打山の方は雪渓も残っており意外と涼しかったが、妙高山は非常に暑く、休憩の度に水をガバガバ飲んだため、最後は水もないので休憩もなし(約40分)など言いながら下山した(2人で1.5Lもあったのに)、燕スキー場にはいる前に湧水があったので助かった。
もうここも百名山ブームで、ババ軍団にほぼ占領されつつあった。
1日目
21:09 和歌山駅発 紀州路快速にて大阪駅へ
23:26 急行「きたぐに」で直江津まで行き、約30分の連絡で長野行き普通に乗り換える。
2日目
7:51 妙高高原着 駅前より7:55発の笹ヶ峰行きバスにて終点まで行く。
バスには25人ぐらい乗っていたが、すべて登山客だった。
8:40 笹ヶ峰着 そこには大駐車場があり、すでにたくさんの車が駐車されていた。登山口は道を少し戻ったところにあり、入口にはババ軍団がたむろしていた。登山届を持ってない人が多いのか、ノート式の登山届の綴りが備え付けられていた。
8:50 登山開始 富士見平までの約2時間は樹林帯の中で、2回ほど北アルプスが見えた程度のおもしろくない道だった。
11時頃、富士見に着き樹林帯から脱出したが、こんどは日影がなく暑いのですこしいった所の木陰で休憩する。
ここからは平行道となり、再び樹林帯へ。やがて遠くに高谷池ヒュッテが見えるがそこから30分程たらたら歩きようやく到着。
11:50 高谷池着 小屋は湿原の中にありテント場も池の縁に50程張れるスペースがあった。
ここからサブザックで火打山をピストンする。途中の湿原やお花畑はとてもきれいでワタスゲ・ニッコウキスゲ・ハクサンコザクラや見たことのある花がたくさん咲いていた。
火打の山頂からは日本海・佐渡島や北アルプスがすぐ近くに見え、すばらしかった。
14:30 高谷池発 約40分の道のりだが一人も対向者には出会わなかった。
15:10 黒沢池着 小屋はこちらの方がきれいそう。テント場は小屋のすぐ前で約10張り程のスペースだ。水場も近く便利だった。
3日目
5:30 妙高山に向けて出発 外輪山を一旦登りダーと下った後、また本峰を登り返すパターンで気分的に疲れた。
8:30 山頂着 今日も最高の眺め。上越の山並みがほんの近くに見え、反対側は白馬岳や稜線越しに剣岳や立山、遠くは槍ヶ岳・乗鞍岳・富士山まで雲もほとんどなく見わたせた。
8:50 山頂出発 どえらい急な下りのため、嫁の膝が笑いだし、少々ペースダウン・約30分ごとに休憩を入れたため、1.5Lの水がどんどん減り、後40分ぐらいの時にはほとんど水がなくなっていた。
11:20 燕温泉到着 ビールをグビグビ、温泉にザブン、ビールをグビグビで帰った。
(交通費)
運賃 和歌山・直江津・長野・名古屋・京都市内 11,970
西大寺・和歌山 1,890
急行・寝台 きたぐに 6,550
特急料金 しなの・新幹線 3,510
タクシー 燕温泉ー妙高高原 3,160
バス 妙高高原ー笹ヶ峰 1,240
テント 1張り 2人 1,000
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