赤石岳〜荒川三山
(南アルプス)

(記・白子八千代

H.13.7.20〜22

CL白子八 細尾 

7/19
21:30 和歌山白子宅発(名神〜東名〜静岡I.C.〜県道27号〜県道189号、
途中2時間半仮眠、走行約9時間(下道3時間))

7/20
8:35 畑薙第一ダム着
11:40 バスに乗る
12:30 赤石岳登山口着
12:35   〃   発
13:20〜30 休
14:18〜25 休
15:00 休
15:30〜40 休
16:07 赤石小屋着
17:30 夕食
20:00 就寝

7/21(晴れのち一時雨)
4:38 起床
5:00〜25 富士見平 朝食(弁当)
6:15〜20 水汲み
6:50〜55 分岐
7:14〜20 赤石岳頂上
7:50〜8:05 小赤石岳頂上
9:05〜45 荒川小屋 ラーメン休憩
10:10〜15 休 
10:45〜50 休
11:10〜50 中岳頂上、前岳往復
12:00 中岳発
12:55〜13:08 東岳(悪沢岳頂上)カッパ着る
13:25〜30 休 カッパ脱ぐ
13:53〜14:14 千枚岳頂上
14:28 千枚小屋
18:30 夕食
20:00 就寝

7/22(快晴)
3:30 起床
3:51 発
4:41〜58 休
5:50 休
7:30 椹島ロッジ
8:30 バスに乗る
9:30 車
10:40〜 温泉、昼食、買い物
15:30 静岡I.C.
21:00過ぎ頃 和歌山

〈感想〉
一時的な雨にはあったが、全体的にお天気に恵まれ、ルンルンの3日間だった。
南アルプスは大きい。比べると北アルプスは小さなコブの連続だと思った。
2日目に赤石小屋から一度ぐんぐん下ってから赤石岳にがんがん登り、また大聖寺平にぐんぐん下りきったところから荒川東岳(悪沢岳)を見上げた時はショックだった。「ウソやろ・・・!?」。いくら荷物が軽くてもこの時ばかりはルンルンとはいえない気分だった。

「急登のため下山に使う人が多い」という赤石まわりのコースから登る作戦が功を装し、初日の赤石小屋でも翌日の千枚小屋でも一人分のスペースがあった。
逆コース、千枚岳からまわった多くの人達は2晩とも「オイルサーデンの缶詰」状態だったとか。

高山植物を見るのにはちょうどよかった。特に赤石小屋から赤石岳に登る谷すじと、荒川小屋から中岳までの間に多かった。中岳手前のカールはスケールの大きなお花畑だった。

荒川小屋からコルへ上がったら左の前岳を先に往復するべきだったが、何も考えず進行方向の右の中岳へ行ってしまった。前岳・中岳・東岳で荒川三山なので中岳ピークに荷物をおいてコルへ引き返し前岳を往復した。

〈費用〉
ガソリン代+高速代+車代=一人約16000円、赤石小屋1泊2食で1人7500円、千枚小屋夕食のみの宿泊で1人6500円(バス代は結果的にタダ)、温泉450円   計一人約30450円

〈注-1〉小屋に1泊2日以上泊らないとバスには乗れない。
バス代3000円の領収書を小屋で見せると宿泊費から差し引いてくれる。小屋の領収書を見せると帰りのバスは無料。畑薙ダムでは並ぶだけ、椹島ロッジでは売店で申し込み、整理券をもらう。

〈注-2〉畑薙第一ダムのバス停は大混雑。整理券の発行もなく、臨時バスが不定期に来るため、車で寝て待つこともできず、炎天下で3時間も待たされたあげく、眠気がピークに来た12時半から歩きはじめなければならなかった。ひどい道なのでバスで眠るのも困難。

〈注-3〉赤石岳登山口、椹島ロッジ前バス停、千枚岳登山口、は4万分の1の地図上は同じところにあるが、それぞれ10〜15分離れている。

〈参考-1〉赤石からまわった方が小屋の混雑が軽減。

〈参考-2〉千枚小屋は夕食もおいしく、4時まで食堂でガスを使わせてくれる。食堂の窓から真正面に大きな富士山が見える。

〈参考-4〉小屋はどちらも布団ではなく薄いシュラフ。板間にゴザを敷いただけなので痛い。

〈参考-5〉小屋の朝食をお弁当にしてもらうと朝早く出発できる。寝る前に渡してくれる。1000円。ただし、赤石小屋の弁当の中身は梅干入りのおにぎり2個とタクアン2枚のみ。

〈参考-4〉口坂本温泉は450円(市営の方)と安いが、洗い場は少なかった。

〈参考-5〉静岡市街にある「田尻屋」というわさび漬け屋さんと、「石部屋」という安倍川餅屋さんは地元の人の間では有名らしい。帰りに執念で両方探しあてたので知りたい人は私達まで。