桧塚奥峰ワサビ谷

(記・大畑 健次

H.13.5.13(天候 晴)

CL脇本  大畑健  白子八

 自然林に覆われ、新緑が大変きれいな沢登りだった。コースは簡単で、水につからなくても最後まで登れそうだったが、せっかく来たのだからと、適当に水の中をよって歩いた。
 意外と早く現地に到着し、遡行時間も短く、しかも簡単で気持ちの良い沢なので、ぜひ初心者の方、行ってみてください。

〈記録〉
6:05  大畑号が、和歌山駅東口で脇本さん、家で白子さんをひらい出発。
東吉野村から高見山方面に向かう。高見山トンネルを抜けて次のトンネルの手前の道を右におれ、道なりに進み、峠を越えてほぼ下り切ったところの千秋林道を行く。最後に砂利道を10分ほど走り、約3時間で入渓口の橋に着。
9:15  遡行開始 久々の沢登りで最初は緊張した。
コースは簡単で、すぐに緊張も解け、美しい新緑を眺めながらの楽しい遡行となった。
10:15  わさび谷出合で休憩し、出発。入口はゴルジュになっており、出合中央の鼻のような尾根をたどってわさび谷に入る。入って最初の滝は左岸を巻いたが、それ以外はほとんど直登し、てきとうに水につかりながらどんどん行く。
 ニリンソウや得体の知れない花が生えていて、ときどき脇本さんの姿が消えた。
12:05  明神平からの道と出会う。
谷の終わりからはすぐ目の前に稜線が見えており、少し急だったが、膝ぐらいの笹の原っぱを登るだけの楽しい沢登りの終わりだった。
12:10  くつを履き変え、桧塚奥峰で昼食をとる。
1:40  出発 桧塚方面に少し行くと北へ下る道が現れる。その道を下って行くのだが、すごく見事な笹尾根で、所々につつじが咲いているのが模様のようでとても綺麗だった。その向こうには高見山から具留曽山まで見渡せた。
 やがて植林帯に入り景色も見えないので、うだうだ話しながら歩いていると突然下山口に着いてしまった。
2:45  奥香肌温泉に向かって出発
休日にもかかわらず空いていた。
さっぱりとなって、気持ちよく帰った。