芦生原生林 (京都北山) (記・白子八千代) |
H.14.11.22夜〜24 CL有北 飯塚 伊藤 白子八 11/22(金) 11/23(土)(快晴) 11/24(日)(くもり) 時間は飯塚さんに記録していただきました。 京都東ICで下りて湖西道路を北上。茅葺き屋根の民家が並ぶ沓木村を過ぎ、急カーブ連続の山道をなんとか越え(全員車酔い)、美山村に入ると、早くも大きな猪やたぬきが道を横切り、田圃の真ん中に立派な角を生やした大きな鹿が! 期待は嫌が応にもふくらむ。 演習林事務所に登山届を出すと、キャンプ禁止等の注意事項が書かれたメモを人数分渡される・・・。 紅葉はほとんど終わっており、落ち葉の積もった平坦なトロッコ道をてくてく歩き、七瀬谷でめいめい沢靴やネオプレーンや地下足袋に履き替えて徒渉。水は身を切るような冷たさ。 以後、沢沿いの巻き道を行く。アップダウンのある斜面のトラバース。落ち葉が多すぎて濡れた石や木の根が見えず、よく滑った。木の間隔が広く沢まで滑り落ちる可能性が大きいため、ゆっくり進むほかなかった。テント泊の荷物を担いでいることもあって初日は休憩含めて8時間の行動となった。 ツボ谷の滝は幾筋も糸をたらしているようできれいだった。 岩谷の出合のテント場は、沢から一段上がった広場。平らで土の上に落ち葉がつもっている。2〜3張り張れる。 植物は種類が多く、樹は大きく、ツタがからまり、沢に枝を広げ、土は柔らかく、動物の臭いやフンやヌタ場や足跡がいたるところにあり、人には殆ど会わなかった。 原生林の山だが、林道の周辺や演習林事務所に近い所は(研究用か?)いろいろな種類の木が植えられているようだった。 本当に新緑や紅葉の季節にみんなでまた来たい。 |