芦生原生林

(京都北山)

(記・白子八千代

H.14.11.22夜〜24

CL有北 飯塚 伊藤 白子八

11/22(金)
22:00 和歌山発

11/23(土)(快晴)
1:45 芦生演習林 駐車場
7:40 出発
9:30 カヅラ
10:20〜50 七瀬谷 休憩
12:10〜40 昼食
14:30 ツボ谷
16:00 岩谷出合 幕営
19:30 就寝

11/24(日)(くもり)
6:10 起床
7:40 出発
8:55 中山
10:20 ケヤキ坂
11:50 駐車場
12:05 出発
11:30 昼食
16:30 和歌山着

時間は飯塚さんに記録していただきました。

京都東ICで下りて湖西道路を北上。茅葺き屋根の民家が並ぶ沓木村を過ぎ、急カーブ連続の山道をなんとか越え(全員車酔い)、美山村に入ると、早くも大きな猪やたぬきが道を横切り、田圃の真ん中に立派な角を生やした大きな鹿が! 期待は嫌が応にもふくらむ。

演習林事務所に登山届を出すと、キャンプ禁止等の注意事項が書かれたメモを人数分渡される・・・。

紅葉はほとんど終わっており、落ち葉の積もった平坦なトロッコ道をてくてく歩き、七瀬谷でめいめい沢靴やネオプレーンや地下足袋に履き替えて徒渉。水は身を切るような冷たさ。

以後、沢沿いの巻き道を行く。アップダウンのある斜面のトラバース。落ち葉が多すぎて濡れた石や木の根が見えず、よく滑った。木の間隔が広く沢まで滑り落ちる可能性が大きいため、ゆっくり進むほかなかった。テント泊の荷物を担いでいることもあって初日は休憩含めて8時間の行動となった。
しかし、沢自体は水が流れているのが不思議なほど高低差がなく(0.5級くらい?)、夏などに沢歩きするなら1日で抜けることも可能なのでは?

ツボ谷の滝は幾筋も糸をたらしているようできれいだった。

岩谷の出合のテント場は、沢から一段上がった広場。平らで土の上に落ち葉がつもっている。2〜3張り張れる。

植物は種類が多く、樹は大きく、ツタがからまり、沢に枝を広げ、土は柔らかく、動物の臭いやフンやヌタ場や足跡がいたるところにあり、人には殆ど会わなかった。
「紅葉はさぞかしきれいやったやろうなあ」「新緑の頃にまた来たいなあ」という言葉が何度か出る。

原生林の山だが、林道の周辺や演習林事務所に近い所は(研究用か?)いろいろな種類の木が植えられているようだった。
メタセコイヤの紅葉(黄葉と中間の色)は木が大きいだけに感動的だった。

本当に新緑や紅葉の季節にみんなでまた来たい。

(費用) 
 ガソリン代+車代+高速代=@3600円