西穂高岳〜奥穂高岳

(北アルプス)

(記・白子八千代

H.14.9.14〜15

CL白子 白子 

9/13(金)
21:45 自宅発

9/14(土)
2:30 東海北陸自動車道清見IC下りる。ガストで夜食。
3:30 雨&ガソリン不足気味につき高山市内にて仮眠。
7:00 起床
7:20 ガソリン給油後、新穂の村営無料駐車場へ。
9:28 駐車場発
9:45 第1ロープウェイに乗る。
10:06 第2ロープウェイに乗る。
10:28 西穂口発 ガスあり、雨なし。
10:55〜11:05 朝食休憩
11:29 西穂山荘着 休憩 
11:46 西穂山荘発
12:10 休憩
12:45 独標
13:54 西穂岳山頂 
14:40 雨がふりはじめたのでテント場を探す。
14:55 赤岩・間ノ岳のコルでビバーク。
18:00 就寝

9/15(日)
3:00 起床 一晩中雨が降り続く。
    テント(ゴア)底部に水がたまり、雨足も強いので引き返すことも考えたが、5時頃雨がやんだため行くことに。
6:05 発 出発直後から奥穂までずっと霧雨と強風(泣)。
8:15〜25 休憩 その後2回ほど休憩。
10:17 奥穂山頂
10:46 奥穂高岳山荘着。寒くてたまらなかったので小屋でうどんを食べた。
    受付で山荘経営の「岳人の宿ジャンダルム」に予約をいれてもらう。
    (お金が足りなかったら美崎さんにツケといてもらうつもりで・笑)
11:17 白出沢を下りはじめる。
    雨がやみ、一時的に晴れ間が見えたりもしたがまたすぐガスが広がった。
12:10〜25 休憩
13:20〜30 休憩
14:21 白出沢出合小屋
14:55〜15:15 穂高平小屋(穂高牧場)長めの休憩。
    ここへはもう何度も来ているが、牛がいるのを初めて見た。
15:52 新穂着。
16:03 駐車場着
16:20 「岳人の宿ジャンダルム」(栃尾温泉)着。

9/16(月)
8:30 宿「ジャンダルム」発
15:00 和歌山着(渋滞なし)

(参考&感想&反省)

◆花も紅葉もない9月の山行、ならばスリルを!というわけでこのコースを選んだ。
 雨のため滑りやすくそれなりにスリルはあったが、ガスで高度感は感じられず、天気のいい時に再訪したいと思った。

◆東海北陸自動車道に入るとスタンドのあるPAがない。
 街中で仮眠してスタンドがあくのを待たねばならず、出発が遅くなってしまった。

◆濡れた鎖は滑りやすかった。シュリンゲを持っていった方がよかったと思う。

◆ガスで目印が見えにくかった。(ふたりともこのコースは初めて)
 出発時にコンパスを合わせ、しょっちゅう見ながら歩いた。
 途中で「くるっとまわっているのでは?」と感じることがあった。
 当然ながら自分の感覚よりコンパスを信じて正解だった。
 人間は自然のままに歩くと円を描くということを実感!

◆木の枝の先の方の葉だけ点々と赤や黄色になっていた。

◆この連休中の長野県は10月下旬〜11月上旬という季節はずれの寒さで、冬山用タイツ・厚手のフリース・フリースの帽子・薄手のウールの手袋等を持っていたにもかかわらず非常に寒かった。
 3シーズンのシュラフは(着込んで入ると)ちょうどよかった。

◆水は家からせっかくふたりで6.7L持っていったのに、寒さのため日中はほとんど飲まず、2日めの朝2.5L捨て、最後まで水を買うことはなかった。

◆準備が遅すぎたためにフライを借りられなかったり、ジフィーズを買えなかったりした。(パック米での雑炊やラーメン)

◆「ジャンダルム」はとてもおしゃれできれいな宿。
 帰りがけに「登山のお客さんだけに」と内田修のポストカード集をくれた。