(記・大畑 健次) |
白根三山(南アルプス) H.14.7.25夜〜27 (天候 晴れ) CL大畑健 大畑潔 ( )内はコースタイム 25日 26日 28日 山荘情報 北岳山荘 農鳥小屋 大門沢小屋 費 用 25日 石関号で夜の10時半過ぎに出発。彼らは北岳ピストンの予定。 26日 朝5時半ごろ広河原に到着。金曜の朝なのに沢山の車が止まっていた。 六時出発。台風が雲を吹き飛ばしたのか快晴。出だしは快調で、ほぼ予定通りに二俣に到着。雪渓の上を流れてくる風が気持ちよい。 二俣を過ぎてから、夜行即登山の強行が効いたのか、石関ファミリーがペースダウン。彼らは明日北岳を越えて草すべりから下山するため、今日は山頂へは行かず直接北岳山荘に行くとのこと。でハチ八本歯のコルの手前より分かれて行動する。 八本歯のコルの前後の登りは木の梯子で、体が斜めになり荷物が背中に覆いかぶさるようで、大変腰にきつかった。 八本歯のコルから約40分ほどで北岳から北岳山荘に続く尾根道に出る。ここで荷物を置き空荷で山頂をピストンする。山頂から富士山が大きく見えた。 1時過ぎに北岳山荘到着。石関ファミリーはまだのようだ。早々にテントを張りのんびりする。 27日 8時前に小屋に到着。当日も良い天気で気温も高く、ついビールに口がいってしまい、西農鳥岳に至る急登を懺悔の坂と叫んだのはこのすぐ後だった。西農鳥岳のピークは三つ有り、一番低い所に看板がたっていた。西農鳥からは今まで歩いて来た北岳や間の岳、これから行く農鳥岳や大門沢下降点あたりなど、今回の縦走コースが見わたせた。 10時過ぎに大門沢下降点到着。ここで稜線とサラバ。二日間とも天候に恵まれ、富士山や仙丈・塩見や荒川三山・中央アルプスなどをずっと見ながら歩けたのは、大変ラッキーだった。 10時半前に出発。すごく急な下りで、登ってくる人の気がしれない。降りるにしたがってどんどん暑くなり、水の消費が激しい。農鳥小屋から大門沢小屋の間水場が無いので、不安だった。(結局二人で約2.5リットル消費)地図には沢に出た所に水マークが書かれていたが、それらしい所は無く本谷の水を飲むのか、まさか。 12時40分頃大門沢小屋到着。計画ではここでテントだが、時間が早いしどないしよかなと思いながら荷物を降ろした目の前に、**民宿7,500円からとの看板が!すると、いつもは決して自分から動かないK子が「風呂に入りたい・民宿の車が迎えにくる」などと言いながら、急に立ち上がり民宿の予約をしに行ったではないか。 1時29分頃小屋出発。ここからは淡々とした下り。途中、恐怖の吊橋を3回も渡らなければならず、ムッチャ疲れた。(もし行きしなにこんな橋があったら帰ってるかも)地図が古かったのか、林道がずっと手前まで完成していて、30分ほど早く車と遭遇。ラッキーだった。 |