H.16.9.3
CL 大畑健 大畑潔 井本 石関 石関典
9月3日
和歌山(8:30発)→関西空港(10:45発)→稚内空港(12:55着)→稚内港(15:30発)→鴛泊港(17:10着)→鴛泊(泊)
9月4日
→鴛泊キャンプ場(5:17)→甘露水(5:30)→四合目(6:00)→六合目(7:05)→長官山(8:10)→避難小屋(8:50)→九合目(9:50)→利尻山北峰(10:14)(11:00)→九合目(11:35)→長官山(12:50)→六合目(13:30)→甘露水(14:21)→鴛泊キャンプ場(14:30)→鴛泊(泊)
9月5日
→鴛泊港(8:40発)→稚内港(10:20着)→稚内空港(12:25発)→羽田空港(14:15着)(15:00発)→伊丹空港(16:00着)→天王寺→和歌山
北海道の利尻山へハイキングに行ってきました。
利尻島は稚内の近くで樺太もうっすらと見えるような場所で、やはりかなり遠いところでした。
稚内まで飛行機に乗り、稚内からフェリーで利尻島をめざしました。
1日目は雨が降ったりしてあまり良い天気ではなかったし、タクシーの運転手さんによると「この辺は晴れていたと思ってもすぐに雨が突然降ってくるような天候の町」とのことで山に登る日は天候どうかなと思いつつ、フェリーに乗っていましたが、目指す利尻島ははっきり見えず、入港する段になってぼんやり見えていた島がそうだったとわかるような天候でした。
この日は和歌山から利尻島へ移動するだけで、鴛泊の旅館に入りました。
利尻島にも温泉があり、この宿も温泉のお風呂があり、昆布を入れているかのようなぬるっとしたお湯で気持ちよかったです。
さて、利尻といえば“うに”が名物で楽しみにしていましたが、大変満足の夕食でした。
2日目の朝は宿を5時に出発するので、朝と昼の2食分のお弁当を食堂でもらい、朝食分は食堂で食べて昼食分のお弁当をもって宿のマイクロバスで登山口まで送ってもらいました。
利尻山は1719mの標高の山ですが島が山という感じの地形なので登り5時間、下り4時間の予定で登山を開始しました。
当日の天気は晴れていましたがさすがに9月の北海道、あまり暑くもなく途中甘露泉という名のとおりの甘い水を飲んだりしながら、針葉樹林帯をしばらく進み、五合目あたりから眺望が開けてきて、見渡すかぎりの海や礼文島、かすかにみえる樺太や稚内の景色。海にそびえる山というのを実感させてくれました。
長官山のあたりからは目指す利尻山・北峰が見えてきて、九合目からは「ここからが正念場」という看板が物語るように崩落のはげしい道を進みました。
頂上が近づくにつれ、少しガスが出てきて休憩している間、まわりの景色が見え隠れしていましたが、ガスがとぎれた瞬間をねらって写真を撮ったりしていました。
登りでも大変だった崩落のはげしい道を慎重に九合目まで歩き、登ってきた道を登山口に向けて下山を開始しました。
北海道の山では携帯トイレを義務づけており、今回も携帯トイレを各自持って登山し、数箇所設置されているトイレブースで使用しました。はじめて使用した携帯トイレですが、トイレブースが数箇所あったので結構快適でした。でも携帯トイレは、3回分使用できると聞いたのですが、2回使用したK子は3回目は無理ではと思い、1回使用したK君とT子は2回目も無理と思い、途中から登山口のトイレ目指して早足モードに切り替わってしまいました。
利尻島に来るときのフェリーはあいにくの天候だったのですが、帰りは快晴で島を出発したフェリーからいつまでも利尻島を眺めていました。
今度は是非、花の季節に礼文島と一緒にきてみたいなと思います。
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