(記・大畑) |
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平成17年7月30、31日 CL 大畑健 大畑潔 7/29(金) 7/31(日) 今回は三股より蝶ケ岳、常念岳を回り三股に戻る一泊二日のコースを行く。
出だしは沢沿いの涼しい道で、やがて吊橋(鉄製)を渡り尾根道に入る(増水時は通行止め、常念岳登山道に巻き道あり)。蝶ケ岳新道は樹林帯の中を登るので、直射日光を浴びずにすむが風が少ないので暑い。しかし時折常念岳側に道が変わると谷風が吹き上がり心地よかった。
樹林帯の道は「もうこらえて」と言いたくなるほど続く。ほとんど山頂近くまで登ったころ、ようやく森林限界を越える。そして抜け出したとたんご褒美のように目の前にお花畑が(コバイケイソウ)現れた。
小屋はそこからほんの一登りのところに。本日小屋には200人ほどが泊まっているらしいが、テント場はまだ早いのかガラガラ。早々とテントを張って、槍・穂高のパノラマをビールのつまみに午後を過ごした。(小屋にはビールの自販機があって驚き)
翌日も良い天気、常念岳まではるんるん気分。蝶槍まではとてもアルプスの尾根を歩いているとは思えないような広い場所を行く。やがて樹林帯に入り、アップダウンを繰り返し常念岳の登りに。途中の名もないハイマツやお花畑のピークが印象的だった。
約一時間の登りで山頂へ。さすが百名山、山頂の祠の前は写真をとる順番待ちの列が。ツアー登山客のおばさまたちにはまいった「うるさい!」。人が交代している間にサッと写真を撮って早々と頂上を去る。
小屋との分岐で休憩をして最後の景色を楽しみながら前常念岳へ。前常念からはでかい岩の間を急降下、手を使い腰をかがめての下りは楽しいが、荷物が重いので腰にくる。
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