岩木山・八甲田山・早池峰・岩手山・八幡平

(東北)

(記・HCM)


2006年9月14日〜2006年9月18日

メンバー  トマト&HCM

記録 (トマト)
9月14−15日  (・岩木山 1625米) 
20:17〜11:07   大阪駅 ⇒ 弘前駅  レンタカーの手配
13:00       岩木山8合目駐車場
13:55       岩木山8合目駐車場 ⇒ 岩木山頂上着 
             天国にいる気分、山頂でのビール最高、晴、人がまばら、風さわやか
14:30       岩木山山頂  
15:10       岩木山8合目駐車場  酸ケ湯温泉に向う

9月16日     (・八甲田山 1585米)
05:30       酸ケ湯温泉、駐車場出発 
06:30       朝食
06:50       仙人袋(せんにんたい)
07:22       八甲田山頂着
09:00       酸ケ湯温泉、駐車場着
          (・早池峰山 1914米)
12:30       小田越登山口でパーキング
13:30       五合目
14:12       早池峰山頂着  風が強く、カッパを着る、ガス! 岩が大きく歩きにくい
           山頂小屋にてビール おにぎり美味 
16:12       小田越登山口着

9月17日     (・岩手山 2041米 焼走りコース)
05:30       登山口発
06:30       休憩、第一噴出口 1251mの手前
08:15       ツルハシの分かれ
09:15〜09:30   避難小屋着ム小屋発
10:07〜10:30   山頂着―山頂下山
10:50〜11:00   避難小屋着―発
11:30       ツルハシの分かれ 
12:55       登山口(焼走りパーキング)
          (・八幡平 1614米)
14:15 登山口駐車場、見返り峠着
14:55 八幡平山頂着
15:15 駐車場着

費用:     2名合計 ¥145,760.- (内JR乗車券・レンタカー¥104,400−)

・ 岩木山
弘前駅から見る岩木山は、九州の由布院の山の感じがする。
津軽富士というだけにどっしりと美しい独立峰です。
本来なら岩木神社からスタートすべきだが、東北5山を登る駆け足なので8合目の駐車場をめざす、スカイライン代往復払う、くねくね道を酔わないようにゆっくり走る、天気が良い、途中で岩木山の写真を撮る。
8合目からはリフトがあり、ほとんどの人はリフト利用している、あまり手入れされてないのか、うっそうとした登山道路を30分あるいてリフトとの分岐に着く。
すぐに避難小屋と鐘がある。昭和39年冬にここで亡くなれた方があり、同じような不幸がおこらないように建てられた。
頂上までは勾配がかなりあり、しんどい。
人は少ない、天気は雲ひとつない日本晴れ、昼ごはんにする、トマトさんはビールを飲む、最高気分。 
30年ぶりこの山にこられた方に写真を撮ってもらう、こんな良い天気はめったに無いといわれてました。
帰り、赤ちゃんを抱っこした家族連れがあり、赤ちゃんにこんにちをすると笑顔をしてくれました。
次の目的地の酸ガ湯行くまでにとうもろこしの焼いたのを買う、200円、おいしかった、ここはりんご街道でりんごの赤い実がいっぱいなっている、車を止めて写真をとる、たくさんのりんごが下に落ちている、トマトさん大きなのをひとつ拾う、落ちているのならいいかなといって、後で食べたがものすごくおいしかったです。

岩木山山頂
津軽りんご街道

       
・ 八甲田山
酸ケ湯温泉に6時過ぎに到着、温泉は5時までとのことですが、なんとか入れてもらえました。
千人湯の入り口は男女別々ですが、入れば大きなヒバの木の湯船が2つあり、手前の湯船に女性ふたりが入っている、混浴なんだ、奥の湯船につかる、白い湯で、とても湯の質がいい、上から温泉の湯がシャワーのようになってでている、頭からかぶる、洗い場がないので、ちょうどいい。
トマトさんはどうするのかなと後で聞くと、入り口で周りを見ると男性が湯船に入っているのが眼にはいりあわてて飛び出し、2階の男女別風呂の方に移動したとのこと。上の温泉は洗い場があり、石鹸が使えたとのこと。
駐車場に兵庫県尼崎から夫婦で軽四のボックスカーで湯治にこられてました。食事は車でするとのこと。
駐車場のそばには立派な水洗トイレがあり、水は湧き水もあり、電灯下の明るいところで食事にする。
朝、明るくなる5時半に出発、林の中の快適な道を進むと、急に開けてところでき食をとる。 
昨日の岩木山が見える。
しばらくして、仙人袋につく、お花畑、水場、近くに山小屋もある、花の季節には最高の場所、残念だが、花はサワギキョウがあちこちに咲いてましたが枯れはじめている。
台風13号が近づいていることで、今日中に早池峰山を登ることを提案しました、そのためにトマトさんのペースが速くなる、目の前の大岳目指す。
山頂はものすごい風だ、当初、一周の予定していたが、時間節約のためにピストンにする。
下り道は大勢の登山客に会う、すごく早いですね皆さんにいわれる、登山口に9時前に着く。

・ 早池峰山
東北高速道路はトマトさんに運転を代わる、早いなと思えば150でているといっている、車は少なくほとんどまっすぐな運転しやすい高速道路で、柴波のICから山越えして12時に河原坊に到着する。
当初ここから小田越まで林道歩きをして、山頂からここまで一周約5時間のコースを計画していたが遅くなればやばいので、小田越まで行ってみることにする、登山口までに3箇所ほど駐車スペースがあったが丁度登山口のところが開いており、留めたのですが、帰りにフロントガラスに張り紙が張られおり、どっきりしました、地元の早池峰を守る会の警告書でした。
今から登る男性3人組が食事されてました、やはり台風で先にこちらにこられて、明日我々と同じように岩手山に登るとのこと。
12時30分に出発、一合目手前までは森の中の道をいく、一合目から岩の道になる、7月に咲くハヤチネ薄雪草によく似たミネウスユキソウがたくさん咲いている。
5合目で寒くなり雨具をつける、手も冷たい、8合目のはしご場付近は風が強いということでしたが、我々が通るときはナギのようで風はありませんでした。
山頂手前までずっと岩の道.山頂には美しい顔をした石の11面観音菩薩像がありました。
少し雨になるが山頂避難小屋で食事する。立派な小屋で、小屋の寒暖計は5度となっておりました。
下山はじめるとアラレが降ってきましたがすぐにやむ。
岩の道をすべらないようにと神経を使いました。

早池峰山頂の観音像
早池峰山頂避難小屋

          
・ 岩手山
岩手山の登山口の焼走りに向けて、国道396から盛岡南ICにはいり西根ICで降りる。 
焼走り方面の標識にしたがっていくと国際交流村焼走りの湯に到着する。 
温泉につかる。近くにキャンプ場があり、そこの客が温泉にきており、子供連れの家族が多かった。
昨夜と同じように駐車場で食事にする。 スーパーで買った浜松のうなぎはおいしかった。
朝方、テントに少し雨音がしてましたが、5時半の出発の時には雨が上がってました。
最初、森のなかをいくと溶岩の道になる第1噴出口跡。
ここで朝飯をとる。
溶岩の道をすぎると、右手に視界がひらけ、左には岩手山が眼の前にある。
ここからは7月ごろにはコマクサで一杯のお花畑の道をとおる、今は葉っぱだけが水にぬれてました。 
標識が上り3.3km-下り3.4kmの丁度中間点にくる、時間は8時、すぐに‘ツルハシ分れ’でここから、道が険しくなる、やっと避難小屋に到着する。
小屋には先に着かれた4人組が、休憩されてました。
晴れ間がでてきて、眼の前に岩手山の山頂がある、あと40分の登りだ。
気合をいれて登る、寒いので雨具を着るそして右手に巨大なお鉢が見える分岐を左に、そして200mで山頂に10:07に到着する。
お鉢の写真をとろうとするがすぐガスで見えなくなる。
昨日、青森から来る途中で高速道路から見る岩木山は富士山のように高くどっしりした、美しい山で、登りたい気持ちさせてくれました、そしてその山に登ったという達成感がありました。
避難小屋で、台風13号の情報を聞くと17日現在長崎に上陸し、速度も35mと早くなっておるとのこと、あと最後の八幡平が残っている、この山を残してまた来るわけにはいけないと思いながら下山を急ぎ、2時間半で到着しました。

岩手山山頂
岩手山のお鉢周り


・ 八幡平
焼走りからアスピーテラインという、スカイラインの道を行く、結構車が多い、駐車場の見返り峠には登山のツアー客がバスで帰るところでした。一応山頂というところまで、階段とセメント道で、土なしの道をいく。
往復50分ほどで戻る。
ここから、10分ほど車で走ったところの温泉にいく、蒸ノ湯(ふけのゆ)というところで、建物は古いが湯治するところで、露天風呂があり、湯も白いいい湯でした。
とても趣きのある、落ち着く温泉場です。
ここでは宿泊もでき、山菜料理が有名とのこと。

(感想 トマトさん)
台風を横目に5山も登れた。 
それぞれの山には特徴があるが、一番山らしいのがやはり岩手山であり、期待はずれは早池峰山、又八甲田山にはぜひとも再チャレンジの予定。酸ケ湯温泉の混浴にもチャレンジ!
(感想 HCM)
百名山の残すところ北海道7山と間の岳のみになりました、もう始めてから15年なりますが、この2年のうちにと思っております。
いつも思うのに、なぜ百名山の山はいつもハードで、もう一度登ってみたいという山はなかなかありません。
年が行っても気軽に登れる山は八甲田山です。近くには酸ガ湯温泉があり、花の季節に来て見たいです。




 

 

 

 

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